FAQ

研究室配属の3回生にむけて

佐藤研では、研究に主体的に取り組むことを大切にしています。 研究に取り組むことで、モノゴトを観察し、そこからある仮説をたて、仮説を確かめるための実験し、結果を考察する、という科学的に考える能力を養えます。 科学的に考えることは、研究のみならず生きていくうえで多様なことに応用できる、汎用的な能力です。 この科学的な思考能力を身につけてもらうために、研究に真剣に打ち込んで欲しいと考えています。

以下では、研究室配属時によくある質問とその答えをまとめています。参考にしてください。研究室の見学も大歓迎です。

Q.コアタイムはありますか?
A.ありません。週に1回の研究室全体のゼミ、同じく週に1回の個別ゼミ以外に拘束時間はありません。 ただし、研究を順調に進捗させるためには研究室にいる時間を長くすることを推奨します。 空いている時間に先輩や教員と相談することで、知識や研究内容に対する理解が深まります。 研究室内の環境はそれなりに整っていますので、是非研究室にご滞在ください。

Q.研究テーマはどんなものがありますか?どう決めますか?
A.衣服、五感、VRなどのキーワードに関連している研究テーマであれば何でもOKです。皆さんの興味を聞いて、相談しながらテーマを決めていきます。 過去に研究室で行っていない全く新しいテーマでも構いませんし、先輩のテーマを引き継ぐ、企業との共同研究のテーマを担当することも可能です。 具体的には「RESEARCH」や「PUBLICATION」のページを参考にしたり、先輩方や僕に聞いてください。

Q.就活や研究と両立はできますか?
A.できます。面接などの場合はゼミも公欠扱いとなります。ただし、就活中でもゼミの課題や研究課題には取り組んでもらいます。
また、教員の個人的な考えとして、大学院への進学を推奨しています。 現在の大学のカリキュラムでは、「観察・仮説・実験・考察」という科学的思考能力を学部だけで身につけることが困難です。 大学で学んだと自信を持って言えるようになりたい場合、大学院でも研究に打ち込むことが望ましいです。 (さらに言えば「専門性をつける」という意味では修士でも足りません。博士への進学も検討してみてください。)

Q.アルバイトと研究の両立はできますか?
A.できます。ただし、アルバイトが多過ぎて研究に支障が出るようなことは避けてください。 アルバイトの時間が大学滞在時間よりも多かった時期のある僕の経験談として、アルバイトをするよりも知識や技能を身につけることに時間を使ったほうが、将来的にはプラスになることが多いです。

Q.研究室では具体的に何をすれば良いですか?
A.各自の研究の状況に合わせて、自分が必要だと思うことをしてください。 過去の研究を調べる必要があるときは論文を読みます。 実験の準備やデータの解析をしたり、論文を書いたりする人もいます。 授業や就活の課題をしたり、英語や資格試験の勉強をしても構いません。 休憩も自分の好きなタイミングで取ってください。

Q.課題はどれくらい出ますか?
A.研究では、課題は与えられるものではなく自分で見つけるものになります。 研究の進捗に合わせてやるべきことを考えてみてください。 とは言え、いきなり考えろと言われても困るでしょうから、最初のうちはこちらから課題を出していきます。 研究以外の状況を踏まえて相談しながら課題を出すため、課題の量が多くて困る、ということは無いと思われます。

Q.数学や物理が苦手(高校で未履修)ですが、大丈夫ですか?
A.得意であることが望ましいですが、苦手でも大丈夫です。 高校までの勉強は、基礎学力として重要な内容を広く浅く学びます。 研究で必要になる数学や物理はその一部であり、必要に応じて勉強すれば問題ありません。

Q.パソコン(コンピュータや機械)が苦手ですが、大丈夫ですか?
A.必要に追われて使っていれば自然と苦手ではなくなります。 得意不得意は気にせず、まずは使い続けてみてください。

Q.就職が有利になる企業はありますか?
A.特定の企業への就職が有利になるということはありません。 科学的な考え方を身につけることで能力が底上げされるため、結果として就職が楽になることはあると思います。

Q.学会(学術会議)での発表は必須ですか?
A.必須ではありませんが、推奨しています。 学会に参加するために自分の研究を文章や発表資料としてまとめる必要があります。 この作業を通して、文章作成や発表の能力が向上すると同時に、自分の研究内容に対する理解を深めることができます。 さらに、他の研究者からコメントを頂いたり、他の研究発表を聞くことで、自分の研究の意義を確認することもできます。

Q.大学院に進学するとどうなりますか?
A.研究に長く取り組むことで、科学的に考える力や文章を書く力、発表する力が養えます。 就職に関しては、研究開発職を含め採用される幅が広がります。 何よりも僕個人の意見としては、楽しい時間を過ごせることに意義があります。 皆さんはどのようなときに「楽しい」と感じるでしょうか? その1つに、自分の好きなことや興味のあることに対して主体的に取り組んでいるとき、というものがあると思います。 サークル活動や、趣味で読書や映画鑑賞をする時などです。 大学院では、そうした活動と同様に、自分が興味のあることを、自分自身で突き詰めて調べ考えることができます。 そうした時間を過ごせる2年間(or 5年間)は、卒業後60年程度生きるであろう人生の中で、かけがえのない時間になると感じています。

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